肩関節複合体1▷肩関節100時間勉強計画/2時間目 解剖学的関節
昨日の復習
肩関節=上腕骨+肩甲骨+鎖骨+胸骨+胸椎+肋骨
そして靭帯や筋肉も多数あり複雑.
今日はそんなたくさんの構造物たちの作り出す,
関節の種類についてざっくり理解したいと思います.
肩関節複合体
肩は解剖学的関節と機能的関節に分けられる.
<解剖学的関節>
・肩甲上腕関節
・胸骨鎖骨関節
・肩鎖関節
<機能学的関節>
・C―Cメカニズム
・第2肩関節
・肩甲胸郭関節
まずとっつきやすい解剖学的関節について.
・肩甲上腕関節
特徴
肩関節複合体の主体となる関節.第1肩関節とも言われる.
ボールアンドソケットの関節.
浅い関節窩に大きなボール→大きな可動性を生み出している
・肩鎖関節
特徴 ・平面関節.鎖骨と肩甲骨,両方の関節面は線維軟骨で覆われている.
・稀に関節円板
動き 接触面積の狭い平面関節→滑りの運動範囲は狭いが関節包が緩い為,回旋は比較的大きい.
制動 肩鎖靭帯,鳥口鎖骨靭帯(菱形靭帯,円錐靭帯)
・胸鎖関節
【上肢帯の連結】
胸鎖関節
特徴・鞍関節(関節面が馬の鞍のような双曲面,2軸性)
・関節円板あり
動き 鎖骨が前後方向,上下方向,わずかに回転運動も可能
肩の運動の中心となってくる
制動 前・後胸鎖靭帯,肋鎖靭帯,鎖骨間靭帯
【胸郭の動き】
肋骨が前方で胸骨,後方で胸椎と連結した弾力性に富むカゴとみなす
肋骨の動き
最終挙上位→胸椎伸展,肋骨間の距離は増加
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感想
今日は仕事に疲れました.このくらいでご勘弁を.
次回は機能関節について勉強します.
今はとりあえず書いて,理解が深まってきたら,綺麗にまとめる予定です.
肩関節の勉強3/100時間.